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グーグル翻訳が進歩したって? [英語]

翻訳AIの進化でこれ以上の英語学習は不要?:日経ビジネスオンライン

センター長さんによれば、グーグル翻訳が精度が高まり、実用に耐えるようになってきていて、これからの日本人は英語学習に苦しまなくて済むそうだ。その考えには、疑問符が10個くらい付く。実際、グーグル翻訳を多用しているのは、英語の苦手な学生たちだと思う。グーグル翻訳が進歩しているのなら、彼らの英語はそれにつれてまともになっていくはずであるが、いつになっても英語として読めるものになってこない。おそらくグーグル翻訳を使いこなせるようになるには、英語ができるようにならなければいけないのだろう。まったく皮肉な状況だが。


「馬鹿に付ける薬はない」&「わかっちゃいるけどやめられない」 [英語]

今日は大学を2つ掛け持ちする過酷な日。しかし、午前中に行っている大学が今週と来週休講なので、今日は暇を持て余している。午後からの大学の授業は通常通りなので、午前中が休みでもどこにも遊びに行けない。

昨日も台風21号(Typhoon Lan)の影響で、電車が止まって午前中は休講だった。午後から行ってきたけど、来られない学生や自主休講する学生が多かったらしく、キャンパス内は閑散としていた。

教員の中にも出講できない先生もいたようだが、逆に前の晩のうちに大学の近くに宿を取った、まじめな先生もいた。

ホームページで午前中は休校になるという知らせがあったのにもかかわらず、止まっている路線を迂回して、わざわざ1限から授業をしようとした先生もいた。世の中どうかしているよ。

そういうまじめな人たちにこう言っては怒られてしまうかもしれないが、「馬鹿に付ける薬はない」。

ところで、このことわざを英語ではなんというのか。調べてみたら、いくつかバリエーションがあるようだ。

Fools never learn.
There's no cure for a fool.
There's no medicine for a fool.
He who is born a fool is never cured.
No medicine can cure folly.
There is no art that can make a fool wise.

最後のは、ちょっといい。このartは一般的に日本人が想像するアートや芸術ではなく、技法や方法という意味だろうが、アートでバカを治療するとも取れるのが面白い。確かに、文学はバカ治療に有効活用できる。そもそも、バカは文学に興味がないから、バカなのかもしれないが。

「わかっちゃいるけどやめられない」なんて事を言うと、ある年代以上の人間には、クレージーキャッツの『スーダラ節』が脳内で再生されると思う。植木等 最高!

これは『研究社 新和英中辞典』では、I know, but I can't help it. と訳されているようだ。

これをもっと格好良くした名詞句に、guilty pleasure(やましい喜び)がある。

私が見つけたサイトでは、"Everyone has at least one guilty pleasure." とか"What's your guilty pleasure?" という例文が紹介されていた。

guilty pleasureの意味・用例|英辞郎 on the WEB:アルク

アメリカのポストモダン作家のドナルド・バーセルミ(Donald Barthelme)も『罪深き愉しみ(Guilty Pleasures)』(1974年)という小説を書いている。いま知ったことだけど。

私の「罪深き愉しみ」は…
やっぱり、教えない。


罪深き愉しみ (現代アメリカ文学叢書)

罪深き愉しみ (現代アメリカ文学叢書)

  • 作者: ドナルド バーセルミ
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 1995/04
  • メディア: 単行本




罪深き愉しみ (1981年) (サンリオSF文庫)

罪深き愉しみ (1981年) (サンリオSF文庫)

  • 作者: ドナルド・バーセルミ
  • 出版社/メーカー: サンリオ
  • 発売日: 1981/05
  • メディア: 文庫



「馬鹿に付ける薬はない」と「わかっちゃいるけどやめられない」は、すべての日本人、いや世界中の人間に当てはまる普遍的な言葉なのかもしれない。

まったく、やだねえ。

【復旧済】サーバー障害:What's new?:So-netブログ

昨日、so-netブログは、サーバー障害で書き込みができなかった。原因は「アクセス過多によるサーバー負荷」だそうだ。選挙なので、多くの人が一斉に書き込んだり、閲覧しようとしたのだろう。

混乱しがちな頭の中を整理するためにブログを日記代わりにしている身としては、なかなか辛いものがあった。最初、選挙中だから、政権批判をするブロガーのページだけアクセスができないようにしたのかと思った。しかし、(小泉政権のときに自民党から出馬して落選した)尻の穴の小さい間抜けでトンチンカンな堀江貴文が所有していたライブドアブログとはちがって、SONYはそういう言論弾圧をすることはなさそうだ。



共通テーマ:学問

英語で読むカズオ・イシグロ [英語]

より深い理解と感動へ、英語で読むカズオ・イシグロ : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 1/4

祝 文学復権!

だが、倫理的判断を放棄し、ひたすら主人に尽くした末に、ユダヤ人迫害に加担した老執事の生き様から見えてくるのは、日本のサムライやサラリーマンだけではない。そこには、明らかに、ナチスによるユダヤ人虐殺の中枢を担ったアドルフ・アイヒマンの姿も見出すことができる。


いや、サムライこそ、アイヒマンなのだ。主人の盲従し、思考停止してしまうサムライ魂こそ、現代日本人がもっとも軽蔑すべきかもしれない。

いまは、原文で小説を読みたいという学生が皆無の時代。それ、何の役に立つの? 仕事に活かせるの? TOIECのスコアアップにつながるの? 小説を読んで、英語が話せるようになるの? 小説なんて読んで、意味あるの? お金になるの? お金持ちになれるの? 英語は道具でしょ。わけのわからないものは読まなくていい。時間の無駄だよ、試験に出る英語だけ勉強しておけばいいんだよ。論説文とか、会話文とか、手紙とか、広告文とかさ。「文学」というコクーン(まゆ)を取り巻く外界にはそんな野蛮な声しか響いていない。

Van Morrisonを巡る面白い話 [英語]

The day Van Morrison remembered me – and impressed my girlfriend | Life and style | The Guardian

3度もVan Morrisonに遭遇するとは! 世間は狭い。しかし、今だったら、ストーカーと間違えられそうだ。


10 English words that you pronounce INCORRECTLY | British English Pronunciation [英語]



If everybody speaks like her, we can understand English well.


「小学校英語」が中学につながらないのは当然です [英語]

<小学校英語>中学につながらぬ 「役立っている」半数 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

そりゃつながらないでしょう。コンセプトが違うのですから、あたりまえです。

世間では、中学校の英語教育が悪いと考える人が多いのでしょうが、それは間違いです。

英語を話す訓練が必要だと言っても、話すためには言葉をたくさん覚えなければいけません。単語も熟語もたくさん覚えなければ、話せるようにならないのです。

改善すべきは「小学校英語」の方です。

日本語を上手に扱えるようになるためには、漢字とセットで言葉をたくさん覚えなければいけません。それと同じで、英語を扱えるようになるためには、もっとたくさんの単語や熟語を覚えないといけません。

その努力をせずに、話せるようになると考えている人の頭は悪すぎます。「ゆとり」すぎです。




五輪の語学ボランティアには参加しないでほしい。 [英語]

東京五輪組織委員会「選手村の交流施設作るから木材無償提供しろよ、終わったらレガシーとして使わせてやるから」 | BUZZAP!(バザップ!)

年々亜熱帯化している日本で、真夏のオリンピックを開催するなどという愚行を許した東京都民の知性を疑う人は私だけではない。もし本気で五輪を開催するのなら、陸上選手の命を守るために、フルマラソンは視聴率を度外視して早朝の4時までにスタートする必要があるだろう。箱根駅伝は冬に開催されるから遅いほうがいいが、真夏の東京では、朝の7時や8時はあまりにスタートが遅すぎる。それくらい日本の高温多湿な夏がアスリートにとって危険であることを、もし大会主催者が知らないとすれば、よほどスポーツには関心がないようだ。無論、彼ら(財界)の興味(interest)は、利益(interest)、つまりお金だけであることは誰でも知っていること。自分たちの懐にお金が入ってくれさえすれば、アスリートが死のうが、ボランティアが死のうが、どうでもいいというのが彼らの考えだ。

お金がたっぷりあると言って五輪を招致すること異成功した東京都は、お金がないのでさまざまな分野でボランティアや物資の無償提供を求めている。「語学ボランティア」もその一つだ。オリンピックは記念になるなどと騙されて、自分の能力を安売りするようなバカが増えると、語学業界にとっては多大な損失になるので、是非とも東京都にお金を支払ってもらうことを求めてもらいたい。

日本ではサービスにお金を払わないという悪質な文化が育ってしまっているが、それはグローバル化に逆らう動きである。金も払わない奴に、「おもてなし」などと言って、ただでサービスをしてやる必要はない。「おもてなし」という最近でっち上げられた悪い文化の陰で、安心して生活ができない人が増えていることを認識してもらいたい。

先日、私の同僚の女性教員が、「高い学費を払っているんですから、きちんと英作文の添削をしてくださいよ」と学生に言われたそうだ。たしかに学生にとっては高い学費である。しかし、講師がもらう給料はあまりに少なすぎる。学生側が支払う高額な学費は、建物の新設や設備の入れ替えの方に回ってしまい、人件費には一切回ってこないのである。20年前と同じで給料で働かされているのである。しかも、拘束時間も増え、業務内容も増えている。つまり、デフレなのである。

そんな状況で、一人ひとりに丁寧に教えてやるには、いまの3倍の給料が必要だ。朝から晩まで働いても、子供二人の教育費に稼いだ金が吸い取られ、100万円の中古車も、老後の安心もまったく買えそうもないのである。われわれには他人の子供のことなど考えてやれる暇がない。平均レベル以上の生活が許されるほどの対価が支払われるのでなければ、ただで面倒見ろというのは理不尽だと学生に言ってやるべきだと彼女に伝えておいた。

人間の良心を利用して、自分の懐だけを豊かにしようとする狡猾な野郎には、つばを吐きかけてやりたい。


プレゼンの授業と文法の学習は無意味というデマ [英語]

学生のプレゼンを昨日すべて聞き終えました。自分で言うのもなんですが、本当にお疲れ様でした。

私は数年前から英語の授業にプレゼンを取り入れています。教科書のエッセイを読んで内容確認をするだけで終わらせてしまう先生方が多い中、私はエッセイの分析をしてから、そのエッセイのテーマを利用して、構造をまねて学生にエッセイを書いてもらい、それを教室でみんなの前で読み上げてもらうということにしています。

教室によっては、パソコンが使えるので、パワーポイントでスライドを作らせたり、それができない教室では、手書きでスライドを作成させてOHCを使ってもらったり、それさえできない原始的な教室では、黒板にキーワードを書いてもらっています。これによって、どうすれば、言葉以外の方法で理解してもらえるかを学べます。

さらに、その発表を学生たち自身に採点してもらい、成績に入れています。これをすると、文章の読み方が変わり、書き方も学べ、さらには伝え方も上達します。他人のプレゼンの評価をすることによって、自分の中に評価基準が作られるし、どうすれば上手になるのかを、教員からだけではなくクラスメートたちから学ぶことが出来ます。

ふつうは自分ひとりですべてを完成させるようにしているのですが、クラスによってはグループプレゼンを取り入れています。メンバー同士で議論をすることで、多様な意見を知ることができる上に、批評精神が身につきます。さらに協調性や責任感が高まるだけではなく、他者への敬意も持つことができるようになります。私の授業はそんな感じでやっております。

プレゼンは英会話やライティングやリスニングの勉強にもなるのですが、いかんせん、学生の英語が理解できません。学生たちも同じように理解できないと思います。TOEIC900点台の私が理解できないのですから、300から500点くらいの学生に理解できるわけがありません。彼らの英語が理解できない理由は、私のリスニング力の低さではなく、彼らの英語が英語ではないからです。英語なら聞き取れるのですが、英語ではないから、聞き取れないのです。

彼らの言っていることは単語レベルではわかるのですが、全体となると、文法にかなっていないので、何を言っているのかさっぱりわかりません。学生の中には、グーグル翻訳を利用して原稿を書いているものもいて、そういう学生はグーグル翻訳を使って書いた英語は通じる英語だと本気で信じ込んでいるようです。

アマゾンで中国製品を買うと、日本語として成立していない商品説明があります。なんとなく分かる気もするのですが、本当のところは何を言っているのかさっぱりわかりません。彼らの書く英語はあのレベルの英語なのです。通じればいいという問題ではなく、ほとんど通じないのです。通じていると思っている事自体が傲慢です。そんな英語を大量に聞かされていると、病気になって死にそうです。

おおむね、プレゼンのときにつけた点数と、原稿そのものを読んだ後につけた点数は、私の場合はほぼ同じです。プレゼンを聞いてもわからなかったものは、原稿を読んでもわかりません。英語がある程度できる学生の書く文章は、聞いてもわかるし、読んでもわかります。不思議なものです。

それは文法にかなっているからわかるのです。それは単語が並べてあるだけではなく、並べ方で意味が変わるという、当たり前の事実を反映しているだけです。遺伝子がアデニン(A)、グアニン(G)、チミン(T)、シトシン(C)の配列で意味が決まるのと同じように、英文も語順が大切です。そういうことを初学者レベルのときに理解させていないために、大学生になっても、無意味な英文しか書けないようになってしまったのでしょう。

英会話も確かに大切なのですが、われわれは英文法のほうがもっと大切だということをきちんと伝えていかなければならないと思います。世間では英文法なんか学んでも意味がない、重要なのは英会話だということを恥ずかしげもなく言う人がいますが、知性が低いことの証明でしかありません。あれは世の中に流布しているデマの一つです。英文法の基礎ができていない人は、いくらプレゼンを練習しても、どうにもなりません。


Bill Clinton is literally hiding between two Bushes [英語]

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Bill Clinton is literally hiding between two Bushes in a viral photo - CNNPolitics.com

ツイッターにビル・クリントン元大統領は "My Life Between the Bushes"なる本を書くはず(べき)だという冗談が流れているという。

bushを使った慣用句としては、以下のものは知っていたが、ブッシュ父子の間に挟まっていなければ、きっとこの表現は盛んに使われていたであろう。

beat the bushes
やぶの辺りをたたいて獲物を狩り出す.

ファーストフードは意識の低い貧乏人の食べ物というのは間違い [英語]

No, poor people don't eat the most fast food - CNN.com

アメリカでも日本でも、おそらく全世界的に、貧乏人がファーストフードを食べているという印象があるが、それは思い込みに過ぎず、お金持ちもファーストフードが好きであるという調査結果が発表された。

ドナルド・トランプもウォーレン・バフェットも、ビル・ゲイツもファーストフード好きを公言しているほどだから、ファーストフードが貧乏人の食べ物というのは、言いすぎなのだろう。

これは日本でも当てはまると思う。我が家はお金がないので、マクドナルドを含め、ラーメン屋やそば屋(いずれも日本ではファーストフードだと認識されていないのが不思議!)ですら、めったに行けない。家族4人で食べたら、3000円から4000円もかかってしまう。給料の上がらない不景気な時代に、そんな贅沢はそうそうできるわけがない。

それはさておき、英語の表現で面白いものを発見した。

"...when they were in their 40's and 50's. "

"We're all loving it"

最近はいずれもよく見かけるものだが、文法的には間違っている。 40'sと50'sのアポストロフィーはいらないし、loveを進行形にしてはいけない。アポストロフィーがいらないのは、40代、50代は40歳、41歳などと複数あるのだから、複数形であるべきだからだ。

loveの進行形の方は、マクドナルドが広めたことを受けているので、必ずしも迂闊な間違いとは言いきれない。しかも、イギリスの文法書にも、このような状態動詞でも、最近は進行形にすることもよく見られ、認められつつあると書いてあるほどだ。

余談になるが、近頃では「ファーストフード」を「ファストフード」と表記するようになっているが、そんなふうにわざわざ区別する理由がわからない。firstとfastはそれぞれファーストとファストと発音されるわけではないのだから、余計な混乱を引き起こすだけであると思う。むしろfast foodもファーストフードと発音したほうが、原音に近く、通じやすいと思う。ファストフードだと、原音からよりいっそう遠ざかってしまう。